LINE DEVELOPER DAY2019レポート⑤ B-4Clovaの新規デバイス開発とハードウェアプロトタイピング
どのブースを見ようか迷っていたら、社員の方に声をかけて頂きました。ブースにはぬいぐるみや鏡、時計など、様々なデバイスのクローバが展示されていました。ぬいぐるみは、子供が持ち上げたときの加速でonになる機構などを検討しているとのこと。
Q:クローバはドラえもんなど子供が喜びそうなデザインが多いように感じましたが、ターゲットをファミリーにしていますか?今後LOVOTのような「かわいい」方向に特化する考えなどありますか。
A:特にそういうわけではない。今のところ、あくまでスマートデバイスと考えている。
Q:正直なところ、スマートスピーカーは他社のものも含め、日本市場では当初の期待値ほどには伸びていない印象ですが…。
A:それは指摘の通り。もともと日本の一般家庭にスピーカーが無いことが多く、「スピーカー」というデバイスが日本に馴染まないのではないかという仮説で他のデバイスに載せること検討している。
Q:日本語の認識は英語よりも難しい印象がありますが、ソフトウェアとハードウェアの開発とどちらに課題があると感じますか。
A:ソフトウェアは外部サービスの精度も良くなっているので、ハードウェアの方が課題だと思う。運転アシスタントなど、文脈を限定してデバイスもそれに合わせて…などいろいろ検討している。
Q:(時計のデバイスがあったので)時計など携帯性の良いデバイスは軽量化と、多くの文脈に対応することと双方が求められるので大変そうな印象です。
おしゃべりコウペンちゃんが話題になって欠品しているのをみると、愛玩ロボットは市場がありそうな気がするのだけど、他サービスと連携させる入口を狙う上でそちらには進まないことを選んでいるのかなぁと想像した。
個人的には、天気に合わせて「さむいねー」とか「今日は雪になるらしいよ」とか、ニュースに合わせて「知ってる?〇〇が××したってー」とか話してくれるコミュニケーションロボットはいいなと思う。
おしゃべりコウペンちゃん*1
LOVOT*2
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