いちリサーチャーの日記

勉強の記録や自分の生活の観察、考えたことなど

2019年を振り返る

予想はしていたものの、引き続き激動の1年だった。友人に話したところ、「充実…と言っていいのかな」と言われた。

じゅう‐じつ【充実】[名](スル)必要なものが十分に備わること。中身がいっぱいに満ちていること。「設備を充実させる」「内容の充実した試合」

中身は確かにいっぱいあったので間違ってはいない。


仕事

先輩や後輩が辞めてしまったり、なんだかなぁと思うことがいろいろあったりしてバタバタした。

  • プロジェクトを1つ、一部後輩にPMを体験させながら終わりまでもって行けたのはよかった。
  • 炎上案件みたいなものに、さりげなく投入されつつあるのはあんまりよくない。頑張っている人が理不尽に苦しんでいたり若い子が悩んでいたりするとなんとかしたいと思って関わりがちなのだけれど、自分のキャパシティとのバランスを取るのが難しい。自分自身が潰れないように気を付けつつ、できることを粛々とやっていこう。
  • 若い子たちと飲む機会があった。「これは大人の問題だから若い子たちには気づかせない方がいい」とか先輩とやっていたのだけれど、こちらが想像していたよりも多くのことに気づいていて折り合いをつけて働いていたり、自分より器用だったりするのだなと思った。自分は守るべき弱者と考えがちで、でもそれは相手を見くびってることにもなるのかなとも思った。私に必要なのは先輩としての責任感よりも、信頼することかもしれない。自分はだいぶ過保護でウェットだ。少し辞めてみよう。
  • 送別をがんばった。一先ず役目は果たしたと思うので、これは2019年の出来事として終わりにして、未来のことに目を向けて行こう。
  • 趣味として、外部のイベントに行って、自分がやりたいと思うようなことを高いレベルで取り組んでいる方々とお話できてモチベーションになった。
  • 前の会社の同期や、今の会社を辞めた先輩と会う機会を作ったのは視野が広がってよかったし、みんな温かくてありがたかった。

 

勉強

英語(TOEIC

2回受けて目標点数には達しなかったのだけど、

  • 多少英語を読むことに耐性がついたことで、その後のセミナーや学習に役立った
  • 1ヶ月きちんと勉強すればそれなりに点数が上がることがわかって、この年齢でもまだ伸びしろがあるのだなぁとうれしかった。

SQL

  • 門外漢のため、何をどうやって勉強するか、どのレベルまでがんばるか、勉強するための環境をどう作るかなど、方針を決めるのに時間がかかった。ネットの海は玉石混在で、Googleページランクも上手く働いているとは言い難い(私の検索スキルや読者としての知識の少なさの問題かもしれない)ので、信用のできる人に相談するというのは大切だと感じた。
  • 12月にひとしきりDataCampをやり終えようと思ったのだけれど、仕事の事情もあり予定進捗よりかなり遅れてしまっている。人のことより自分のことに時間を割くようにして、集中してやろう。


プライベート

  • 会社がごたごたすることは目に見えていたので、精神衛生のためになるべく友人と遊ぶ時間をとるようにしていた。昨年の年賀状に「遊ぼう!」と書いたことで、お誘いが多くてうれしかった。友人は私が何ができてもできなくても肩書があってもなくても私を好きでいてくれるし、優しいし、倫理観がしっかりしているし、自分に無い視点をくれるのでありがたい。
  • 兄妹に家族が増えた。何もしないと時間経過とともに減る一方なので、増えるのはうれしい。もともと私は「友達の友達は知らない人」というタイプなのだけれど、最近は少し「友達の友達は友達になれるかもしれない」くらいに思えるようになった。社交的な生き物ではないのだけれど、家族に外交担当にされがち。
  • 久しぶりに恋人ができたりやむを得ない事情で別れたりした。楽しかったし、良い人だった。30代の恋愛は難しい。
  • 実家に関することは少し兄妹にパスしたり、帰省の頻度を下げたりして負荷を下げていた。心配なことややらなきゃなことはたくさんあるのだけれど、まずはいったん自分の環境を落ち着けるようにしたい。「限界を感じることがあれば、より未来のある方(祖母より母、母より私たち)を優先する」というのを始めに兄妹間で話しておけたのは良かったと思う。なるべく家族1人1人が無理せず、できるだけ健康に、できるだけ幸せな形を持続可能なかたちで実現できればなと思う。私一人が背負うものではないけれど理想として。

 

しばらくは少し対人関係に割くエネルギーを下げて、自分のやることをやって行こうと思う。