いちリサーチャーの日記

勉強の記録や自分の生活の観察、考えたことなど

【読書】JMRA40年記念誌を読みました

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JMRAアニュアルカンファレンスで配られた記念誌を読みました。

なんとなく読んでみたら結構おもしろかった、という話を会社でしたら、「それを読んでいるあなたがおもしろい」という反応を頂いたので、おもしろかった部分を抜粋して紹介してみます。

章立てはこんな感じ
  1. 記念誌 発刊に寄せて
  2. マーケティング・リサーチ業界、10年の軌跡
  3. これからの10年、マーケティング・リサーチの可能性
  4. マーケティング・リサーチャーの描く未来
  5. JMRA40年史(資料)

第2章の10年の軌跡ではWEB調査の登場から興隆について、マクロミルを中心にクロスマーケティング、インテージなどの動きが書かれています。

WEB調査が出始めの頃、興味を示したのは主に広告代理店だったとか、もともとマクロミルやクロスマーケティングはパネル産業のつもりだった等が「へー」という感じでした。

私がリサーチャーになったのは既にWEB調査が主流になった後ですが、このWEB調査黎明期の話を読むと、新しい調査手法が今不完全だからといって甘く見ない方がよいなぁなどと思います。


インテージホールディングスの田下氏の
リサーチャーのリサーチャーたるゆえんは、データの発生する現場を知っていることです。与えられた環境のなかで、集める情報の最適化のためのすべを知っているので、集まる情報の可能性も限界も知ることができる。リサーチはもちろん、それ以外のデータも含めて情報の発生、収集の現場で何が起きているのかを理解し、この範囲でものが言える、ここから先は間違っているとしっかりと評価できること。統計処理は知らなくてはいけないけれども、それ以上に顧客を、世の中を、人間を知らなければそういうことはいえない。リサーチャーはあらゆるデータの価値を評価できる『情報価値鑑定士』にならなければいけないと思います」
あたりは、本当にこれができているだろうかなど、いろいろと思うところがありました。(太字は当方による。以下も同様。)


他に自分にとって興味深かったのは3章のクライアント企業によるコメント。
現在、マーケティング・リサーチに携わっている人間には大きな強みがあります。一つは、消費者に関する情報を収集する豊富なノウハウです。(中略)足らないのは、そうやって手に入れた情報を、どう見たらいいのか、なぜ消費者はそうするのかを考えるインサイト、つまり洞察力ではないでしょうか。そのインサイトをソリューションに結びつけるアイディエーションスキルも不足していると思います。この辺を根拠に調査会社を批判する発注側のリサーチ部門の人をたまに見かけますが、実は発注側のリサーチ部門に身を置いている(いた)私自身が社内の他部署から受ける批判と全く同じです。ネスレ日本株式会社 松崎氏、元ネスレ日本株式会社 桂木氏
私たちは、科学的思考とリサーチの基礎において、高い水準のスキルを有してなければならない、ということです。現在では、テクノロジーを介してさまざまな「データ」を簡単に取得できるようになっており、このスキルはますます重要性を増しています。(中略)サンプリング確率、統計的推測、データクリーニングやデータアナリティクス等、科学的スキルの価値は過小評価できるものではありません。 コカ・コーラ・ジャパン株式会社 大嶋氏
MRの機能は、「データすなわち事実に基づきビジネスに有用な知恵を抽出し、ビジネスに活用して、ビジネスに変化をもたらすこと」だと思っています。(中略)データの入り口は、ビッグデータだろうが、ニューロだろうが、なんだって良く、納品物は、ビジネスに有用な知恵が伝わってビジネスに変化をもたらすように活用されるのであれば、ワークセッションだろうが、データベース構築だろうが、クライアントの教育だろうが、これもなんだって良いのであって、極めてシンプルな話だと思います。 日産自動車株式会社 高橋氏

読み終えて思ったのは、
  • 今ある環境や手法は所与ではなく、誰かがもっと良くしようとして生まれたもの
  • 新しい手法の発見についても、クライアント領域への関わり方についても、根幹になるのは「知りたい」「売りたい」「良くしたい」という前向きな欲望
自分の仕事は「物を売る仕事」だと思っています。
専門性と冷静さを持って、明るく前向きな結論を出せる職業でありたいですね。

専門統計調査士に合格しました

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専門統計調査士に無事合格しました。
結果通知書が届いたので、専門統計調査士について振り返ってみることにします。

やったこと

以前記事にも書きましたが、データの利活用を中心に勉強しました。
ただ、統計検定2級の問題集についてはほとんど手がつけられず、
  • よくわかる心理統計の精読
  • マンガでわかる統計学の流し読み
  • マンガでわかる統計学〔回帰分析編〕の流し読み
  • 過去問を解く
が実際にやった勉強法になります。

やってよかったこと

「よくわかる心理統計」は文系の自分でもわかりやすかったです。
特徴として
  • 語り口調で書いてある
  • 最初に「この本がわかると何ができるか」の説明があり、モチベーションを与えてくれる
  • 別の概念が出てくるのは、既存の概念で困ってからなので、「え?なんでいきなりそんなことするの?」という戸惑いがない
  • ある程度進んで情報を整理したい!というタイミングでまとめの図や表が出てくる
  • 文字がたくさん!という感じのレイアウトでなく読みやすい
等があります。
文系の人にとって数学がとっつきにくいのは「なぜそんなことをするのかわからない」「していることが何をしているのかわからない」からだろうと思うので、その点が解決されていて理解しやすかったです。

試験後に振り返る「こうしたらよかったかも」

単回帰分析・重回帰分析・因子分析の勉強にもっと時間を割く
全部で40問ありましたが、ざっくりその内訳は
  • 調査上の注意や調査手法についてなど調査会社の実務知識で解けるもの・・・前半18題(45%)
  • 標準誤差や中央値など統計に関する知識で解けるもの・・・後半22題(55%)
  • 後半22題のうち単回帰分析、重回帰分析・因子分析に関するもの・・・7題(全体の17.5%、統計分野の31.8%)
でした。単回帰分析・重回帰分析・因子分析の比重は高いように思います。(全体の2割未満なので、どうしても無理!という人は捨てても一応合格圏は狙えますね)

言葉について広く浅く勉強する
言葉の意味がわからず解けない問題もありました。計算が求められるわけではなく、その分野においては基礎的な知識のようですので、広く浅く勉強していれば解けたのかなと思います。具体的には以下のような内容です。
  • POS分析に関する用語(ABC分析、トレンド分析、デシル分析)
  • オッズ比
  • 季節調整法(X-12-ARIMA、TRAMO-SEATS)
  • 連鎖基準指数(ラスパイレス式、フィッシャー式、パーシェ式)
ただ公式テキストがない中で広く浅く勉強するのは効率が悪い気もするので、優秀賞などを狙う場合に取り組んだらよいのかなという気もします。
勉強はしにくいですが、自分の日頃の仕事で何が非包括部分になるのかを知れるという意味では、広く浅い出題というのはよいように感じています。


来年以降受ける方へ私がお勧めする勉強法

出題傾向が毎年変わるとの噂ですが、今年は2013年から2014年ほどの変化はなかったので、大きな改変からは少し落ち着いたのでなないでしょうか。

過去問を解く

はじめに1番最近のものを解いてみて、雰囲気や何がわからないかを大きく掴むと効率的です。前半の調査関連の問題は今ある過去問を全て解けば、概ね正答できるようになるのではないかと考えます。


「よくわかる心理統計」で初歩的な統計知識について学ぶ
一般的な統計の入門書を読んでもわからない!という方向けです。そうでない方には冗長だったり、試験にはあまり出なそうな部分が多いように感じたりするかと思います。
四分位範囲や箱ひげ図についてはあまり記載がありません。これらはあまり難しい内容ではなく、試験にはよく出題されている内容なので、別途簡単に勉強しておくとよいです。

マンガでわかる統計学〔回帰分析編〕〔因子分析編〕を勉強する
こちらは専門統計調査士を受けた方でTwitterで勧めている方がいたよ、という情報なので実体験に基づくものではありません。回帰分析、因子分析について理解しやすいものがあればそちらで代替してよいと思います。(あらためて回帰分析編を見たら、オッズ比についても載っていました。「ロジティクス回帰分析を本書で初めて知った読者は読まずに飛ばしてもかまいません」とあったので、完全に読み飛ばしたのでしょう。)


専門統計調査士をとる意味

あまりメジャーな資格ではないので、とれたから即どうこうというものではありませんが、私自身は「統計調査として何があるのか全体俯瞰して、自分に足りないところを学ぶ」上ではよいと思っています。
回帰分析と因子分析は概念としてはわかっているつもりだったけど、もっと手を動かして勉強したほうがよいなぁとか、POS分析は基礎も知らないんだなぁ等が今回の所感です。

今後

とりあえず、11月までの統計学強化月間は終わり、今は別のことをやっているので、4月くらいから統計学関係はまた時間を割いて勉強したいと思います。

よくわかる心理統計 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)

マンガでわかる統計学 回帰分析編

マンガでわかる統計学 因子分析編


その商品はどこに置かれるか〜KAGOME GREENSの事例から考える〜

夏頃、地下鉄のトレインチャンネルで見て気になっていた商品がありました。

 
カゴメ株式会社(社長:寺田直行、本社:愛知県名古屋市)は、「新しい鮮度との出会い」をコンセプトとした新ジャンルの“生鮮飲料”「GREENS(グリーンズ)」を、2015年9月29日(火)より1都3県のコンビニエンスストア、2015年11月中旬より1都3県のスーパーマーケット等にて新発売いたします。
昨今、ジュースバーや手作りジュースなど、素材の鮮度が感じられる飲料が求められています。そこで当社は、社内プロジェクトである「Fresh Innovation Challenge Project(フレッシュ・イノベーション・チャレンジ・プロジェクト)」を立ち上げ、“生鮮飲料”という新ジャンルの飲料『GREENS』を開発いたしました。
『GREENS』は、当社独自の低温あらごし製法でつくった野菜・果実ミックス飲料で、野菜が持つ色・香り・食感を活かした素材本来の味わいをお楽しみ頂ける飲料です。
残念ながらCM動画は見つからなかったのですが、たくさんの野菜が寄りで映されていてシズル感があって良い感じだったのです。
 
飲みたいなぁと思っていたのですが、普段利用しているセブンイレブンではなかなか見つからず、限定販売だし取り扱っていないのかなぁと思っていたら、たまたま寄ったFamily Martで見つけました。(商品はつぶつぶ感もあり、甘すぎずおいしかったです。)
 
その後、いつものセブンイレブンにも並んでいるのを見つけました。が、実は売っていなかったのではなく見落としていたんですね。
 
その理由は陳列場所にありました。
 
自分は商品がペットボトルであることから、冷蔵ケースの中を探していました。しかし、GREENSは日販のチルド飲料の棚に置かれていたのです。
自分はセブンイレブンではチルド飲料の棚を見ず、Familymartではおもしろい飲料が多いためチルド飲料の棚を見ており、偶然発見するに至ったというわけです。
 
↓私がGREENSを見落としていたセブンイレブンでのチルド飲料まわり
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↓私がGREENSを発見したFamilymartチルド飲料まわり

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陳列場所が違うと何が起こるか

どこに並んでいるかで、以下の2つの影響があると思います。
  1. 目的買いの人のイメージと違うと見つけられない
  2. 競合から顧客を奪えない
1については私の体験の通りなので、2について。新商品の購買は「お店に来る前からその商品を知っていて買うパターン」と「店頭で知って買うパターン」の2つに分けられるかと思います。
 
問題になるのは後者のパターンで、もともと買おうとしていた商品と同じ棚いつも見ている棚に並んでいる商品しか目に入らない可能性が高いんですね。
 
「野菜飲料の市場がこれだけあるのでシェアを奪います!」と言っている商品が野菜飲料の近くになかったり、「女性がターゲットです!」と言っている商品が女性のよく見る棚になかったりしたら、果たしてマーケティング企画段階に想定していた市場で戦えるでしょうか。
 
 

陳列場所は誰が決めているのか

正直なところ、詳しくは分かりかねるのですが、学生時代私が働いていたコンビニでは夜シフトのアルバイトが陳列していました。コンビニ内で「新商品は目立つように」とか「ビールはビールでまとめて」等の指示はありましたが、詳細の指示はなかったように思います。
飲料に関して言えば、日販として配送されてきたものはチルド飲料の棚に、ダンボールで配送されたものは冷蔵ケースに入れていました。
店長の元にコンビニの本部から新商品の一覧と商品説明のようなものは届いていましたが、メーカーの方が営業に来ていた記憶は(店舗数を考えれば当然ですが)ありません。
 
ちなみに、ペットボトルタイプの野菜ジュースはコンビニによってチルド飲料の棚に並んでいたり、飲料の冷蔵ケースに並んでいたりと様々でした。
 
KAGOME GREENSは調べてみたところ、賞味期限が16日間とペットボトル飲料にしては短いのでチルド飲料の棚に並んでいるのだと思われます。
 
 

今までに無い新領域の商品です!はどこに並べるのかが難しい

カテゴリーの場所が現在の売り場に無く、このカテゴリーとこのカテゴリーの良いところ取りです!というような商品は陳列場所に悩むと思います。
「競合が発売されたことで市場そのものが伸長した」などという表現を見ることがありますが、「カテゴリーとして売り場が確保されお客さんに認知されやすくなる」という要素を考えると、納得がいくように思います。
 
 

「商品ブランドのマネジメントをきちんとすべき!」?

商品が狙っている市場に合わせて、売り場をデザイン/マネジメントするというのは、理想型ではあるけれどなかなか難しいんじゃないかなぁというのが個人的な見解です。
小売側から見ると、無数の商品の配置を都度都度調整したり、オペレーションを変えたりするのは手間だろうと考えるためです。コンビニに関して言えば、FCも多いですし…。
 
メーカーが催事の際に手伝うレベルの売上が大きなスーパー程度であれば可能かもしれません。
 
そもそも商品企画時の競合とする市場などの情報は、実際に売り場を作る小売の人やエリアの営業の人にどの程度伝わっているのだろう…。
この辺りはあまり詳しく無いので、もし詳しい方がいれば教えて欲しいです。

 

おわりに

以上、商品の陳列場所について考えてみました。よくよく見てみると、ゼリー飲料などお店ごとに陳列場所が違う商品などもありおもしろいです。
 
自分の購買時の導線が決まっている人は、陳列場所の影響で買わない商品もあるのかもしれませんね。
 

上半期を振り返る

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もう11月…という気もしないでもないのだけれど、半年間でいろいろ思うところがあって、やり方を見直した方がよいなということも出てきたので一旦まとめてみる。


仕事について

9月くらいから急に忙しくなってきた。春は教えてもらったり手伝ったりする割合が多くて、ノーリスクハイリターンな感じだったのだけど、最近は自分が手を動かさないと進まないことが増えてきた。全貌が見えていない中でやるので段取りが悪かったり、全体的な管理は結果的に人に頼ってしまっていたりして、まずいなぁと思っている。
わからないことに対してでもなるべく早めに見通しを立てたり、複数業務を組み立ててのスケジュール管理を下期はできるようにしたい。
どの程度で大丈夫かがわかっていなかったり、段取りがわるかったりするのもあり、残業が膨らんでいるのは割といやな感じなのでやめたい。ルーティンにできるものは早くルーティンにしてしまって時間をかけずできるようにした方がよさそう。
自走がもっとできるようにしたい。


仕事以外でのインプットについて

上期はセミナーやイベントや読書、話題のスポット巡りや資格試験など多くのことに取り組んだ。
これは自分が何に関心を持つかわからなかったことと、自分の中で構造化するために一旦とにかくたくさん情報をインプットしたかったことを理由に意識的にやっていた。

いろいろやってみた結果、
  • 街に積極的に出るのは続ける
  • 1日規模のセミナーやイベントは現段階では専門にかなり近い内容のもののみでよい
  • 人工知能やデジタルマーケティング関係は小休止
  • 資格試験など会社の外でやる勉強は3ヶ月に1テーマにして集中的にやる
  • テレビとか新聞と離れがちなので、意識的に触れる時間を増やす
という感じ。読書や街中散策を中心に仕事以外でのインプットが仕事に生きた部分もあっていろいろやったことはよかったと思っている。
一方で仕事の側で本業以外にもやることが多く消化不良感も否めないので、下期は自分の業務に近そうなところと自分の長期的なテーマに絞って取り組もうという方針。わくわくするにはある程度の遊びは必要だと思った。


生活について

残業が増えるにつれ、起床時間が後ろに倒れたり、自炊をしなくなったりしてあんまりよくない。
友人と海外旅行に行くことはできて、それはよかったと思う。来年以降もう2,3カ国行きたいような、少し疲れたからむしろ国内でゆっくりしたいような感じ。友人と、も楽しかったけれど、海外は1人の方が非日常感はある。
友人と飲んだり遊んだりは今くらいのペースで充分かなぁ。運動不足感が強いのでジムに行こうか考え中。

忙しかった時期に頭が充分に働かなくなって、ただただ休む休日も必要なんだなぁと思った。
たぶん下期の繁忙度は高いのだけど、もう少し生活の側を安易に疎かにしないようにしたい。


とりあえずこんなところかなぁ。

来場者調査の調査資材の管理

自分が事故を起こした!までではないのだけれど、どたばたと危ないことがあり、次から気をつけようと思ったので備忘録。

 

資材の数量の確認を確実にする

足りるか足りないかではなくいくつあるのか。細かいものも含めて。何かあった時に確認ができるし、実は足りなかった時にその段階で対策が取れる。

 

その場を離れる調査員の資材の状態は把握する

基本的には調査員と調査資材は分離させない。トイレに離れる際や休憩時に持ち歩かない場合は管理場所を決めて管理者をつけたり、誰々さんが確実に持っている状態にする。(予備の保管場所に一旦ばらすのが良いのかなぁ…)他の調査員や実査管理担当者も1箇所にとどまっているわけではないので、「みんながいるところに置いた」は良くない。

 

バックヤードは意外と危険

管理者が張り付けず他の人も使うバックヤードは、いつの間にか物が移動していたり、よく似た違うものが置かれたりするので意外と危険。特定多数であったとしても、確実な意思疎通がなされないので不特定多数と同義だと思った方がよさそう。

 

現場に立ってみて思ったこと

管理ブースが設けられて、常に1人票数や資材や調査員を管理できるといいんだけど…。スペース的に現実的ではなさそう。

複数の関係者がいて、調査員も複数で、人の出入りの多い現場というのは初めてだったのだけれど、気をつけることが多いし怖いなと思った。

こんなことまで?というレベルで細かく確認した方がよさそうだし、他の人のすることは正しいと思わないで(自分は自分で責任を持って心配したり確認したりして)動いた方がよさそう。

 

どう管理するか

もちろん管理が行き過ぎるとやり辛かったり、不必要に手間が増えたりするのだろう。

あれもこれもと思うと逆に何が大切かわからなくなるので、特に気をつけたいのは今のところ以下。

確認する時

 

  • 物事の起点
  • 物事の終点
  • 物の移動時
  • 物が人の手を離れる時

 

確認すること

 

  • 物の数量
  • 物の所在

 

初めてやることに対して

 

OJTでもOJTと思わないで、事前に気をつけることとか以前に起こったヒヤリハットとかは確認しておいた方がよいですね。予習復習は学生時代に限らず大事。

手帳を使いこなすための選び方

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手帳売り場が賑わっています。

なんで10月?と素で不思議に思っていたのですが、それは私が4月始まりの手帳を使っていて2〜3月に手帳を購入していたから…。

気になって調べたら、1月始まりの手帳を使う人が多数派なんですね。

同社の手帳やカレンダーなど日付入り商品全体の販売数比率は、1月始まりが85%、4月始まりが15%だという。

4月始まりの手帳を使っているのはどんな人たち? - Excite Bit コネタ(1/2)

ところで、友人知人と手帳の話をすると「見た目で選ぶ」「買ったけど、使ってない」「そんなに考えて買っているのは珍しいのでは?」と言われることが多いです。

ということで、自分が手帳を買うときに見ているチェックポイントをまとめてみました。

 

1月始まりか4月始まりか

仕事や生活のサイクルに合わせるのが良いと思います。自分は予算や計画が年度単位なのと、異動のタイミングが主に3月なので、その時の仕事の性質に合わせて手帳を見直せるように4月始まりにしています。(ので、年度単位の仕事の方や学生の方の割合と4月始まりの手帳を使う方の割合が比例しないのが私にとってはとても不思議です。)

 

マンスリーのみかウィークリー付きか1日1ページか

「自分の予定の時間単位(分、時、日、週、月、年)の2つ上の時間単位のものを使うとよい」そうです。分刻みのスケジュールの方は1日1ページ、時刻み(今日の13時に打合など)のスケジュールの方はウィークリー付き、日刻み(5日はバイトの日など)のスケジュールの方はマンスリーのみ、といった具合です。

残念ながら元記事が見つからなかったのですが、実際に時刻みの自分にはウィークリー付きのものが最も使いやすかったです。

1日1ページのEDITも1度使ってみたのですが、スケジュールの多寡にばらつきがある自分には合わず1年経たずに、買い替えました。今はノートに必要な日だけ時間目盛を振って使っています。書くことが多い日は無理に1ページに収める必要もなく、数ヶ月前の不要な予定表を持ち歩いて邪魔になることもないので気に入っています。

 

サイズはどうするか

1マスにどれくらい書き込みたいかと自分の字の大きさ、どの程度持ち歩くかと持ち歩く際の鞄の大きさで決めるのがよいと思います。

私はマンスリーの1マスに5行書き込みたいのと、土日も含め基本的に持ち歩きたいのでB5版を使っています。「1マスに5行」というのは、AMの予定で1行、PMの予定で2行、締切関係で1行、バッファが1行といった具合です。ちなみにB5版だとA4のちらしや書類をふいに渡された時でも2つ折りにして挟めるのでお勧めです。

 

スケジュール欄はどうするか

同じウィークリーでも、見開き1週間レフト式、見開き1週間セパレート式、バーチカル、見開き2週間などいろいろあります。

ウィークリーのページにどの程度書き込んだり、メモをとったりしたいかで決まると思います。「1日1ページほどじゃないけど打合の内容とか、持っていくものとかいろいろ書き込みたい」という方は見開き1週間のレフト式またはセパレート式、他にノートなどを利用していて「ウィークリーのページは繁忙度などを一見できればよい」という方はバーチカルまたは見開き2週間を利用するのが良いと思います。

自分はバーチカルで下に記入欄があるものを使っていて、記入欄には「自分の予定ではないけれど自分の予定に影響を与えそうなもの」を書き込んでいます。具体的には、その前後に資料や数字を求められることが多い販売会議や、上司のスケジュールなどです。「プライベートの予定を入れていたけど急きょ残業が入った!」「提出金曜だと思ってたけど、承認もらう上司が木金居ないから実質水曜が締切だ!」などということを極力防げます。

 

デザインはどうするか

外側のデザインにこだわる人が多いようですが、中身デザインにこだわってみると良いと思います。使いこなすようになれば目に触れる時間は開いている状態のほうが圧倒的に多くなります。黄みがかかった紙か真っ白い紙か、書体はどうするか、枠線の太さはどのくらいが良いか、カラフルなものが良いか否か、などこだわるポイントはたくさんあります。

自分は、書き込んでいくとごちゃごちゃしていくので、中身のデザインは極力シンプルなものにしています。それからなぜか方眼が好きです。

 

月曜はじめまりか日曜はじまりか 

特に工夫はないですが、土日にまたがる予定が多い方は月曜はじまりが良いと思います。旅行とか実査とか。

ただ、「別に管理しているグループウェアが日曜始まり」などの場合は、統一した方が事故を防げるのでおすすめです。

 

その他あると便利なもの

  • カバーの外側にあるゴムバンド→大きいトートバッグや、口が巾着状のカバンなど、休日に中のものが動きやすいカバンで持ち歩くこともあるので、うっかり何かが挟まったりページが折れたりしやすいです。そんな時バンドで固定してあると便利です。1年間使うものなのでなるべくきれいに使いたいですよね。
  • 地下鉄マップ→どこかに出かけて近隣のエリアに足を延ばすときや、友人との中間地点を確認するときに便利です。路線検索はスマホでやりますが、全体像を把握するのに便利です。


私が使っている手帳

4月始まりのものはまだ発売されていませんが、デルフィーノ コーテッドを使っています。

デルフィーノ コーテッド  OPERA 2016年 手帳 12月始まり ウィークリー ベージュ COT-45097

どうやらamazonの2016年度版で見てみるとウィークリーのデザインが少し変わっている(休日が色付きになっている)ようで残念です。4月版に期待。

合わせて毎日のメモとしては無印良品のノートに時間軸を振ってを使っています。罫線が上から引いてあるので広く使えるのと、5冊で200円と安いのでガシガシ使えます。

www.muji.net

 

手帳術の記事などもよく雑誌で目にする時期ですが、達人の技よりも、自分の生活がどういうもので何を管理できると便利なのか、どの程度の役割を手帳に期待するのかを整理して、自分に合う手帳を購入することが、使いこなすことに繋がるのでは?と思います。

 

WIRED A.I.2015 TOKYO SINGULARITY SUMMIT #1に行ってきました

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TIME TABLE

13:00 ご挨拶 若林恵(『WIRED』日本版編集長)

13:05【開会の辞】「シンギュラリティへといたる道」松田卓也(宇宙物理学者/神戸大学

13:20「シェフ・ワトソンと創造性の未来」ラヴ・ヴァーシュニー(イリノイ大学)

14:00「A.I.社会の未来図」ベン・ゲーツェル(A.I.研究者)

14:40「Windows 10 もっと自然に、人間らしく」三上智子(日本マイクロソフト

15:00 休憩

15:15「汎用人工知能はオープン・コミュニティから生まれるか」山川宏ドワンゴ人工知能研究所)

15:45「人間のようなA.I.:本質的危険性と安全性」一杉裕志(産業技術総合研究所 人工知能研究センター)

16:15「生命科学A.I.にもたらすもの」上田泰己(東京大学理化学研究所)+ 一杉裕志

16:55「人工知能に“世界”を教える」武田秀樹(UBIC)

17:10 休憩

17:25「日本がA.I.先進国になるために」井上博雄(経済産業省)+ 松尾豊(東京大学)+ 服部桂(編集者/科学ジャーナリスト

17:55「プレ・シンギュラリティの衝撃」齊藤元章(PEZY Computing/ExaScaler)

18:25「A.I.の未来についてのいくつかの回答」松田卓也 + ベン・ゲーツェル + 山川宏 + 一杉裕志 + 上田泰己 + 松尾豊 + 

齊藤元章 + 若林恵

18:55 ご挨拶 若林恵

19:00 懇親会

 

感想

主に「汎用人工知能について、どのように実現しようとしているか」ということを様々な立場の方から語る、といった感じだった。

プロジェクトの参加募集も多く、優秀な大学生の獲得を一番の目的にしていた印象。

松尾教授の「人工知能は人間を超えるか」がおもしろかったのと、ビッグデータが話題になった時のように、リサーチの仕事に何か活かせたり影響が出る部分もあるだろうかという思いで参加したのだけれど、自分には専門的すぎたなぁというのが正直な感想。

自分の能力や関心や背景的に人工知能の開発に資するということは無さそうなので、関わるとしたら活用側だろうと思う。

感情認識能力が高まったら、GIとかを人工知能が解析するなどということもあるのだろうなぁと思いながら、自分に関してはまだまだビジネス理解と既存の手法の使いこなしでやれることの方が多いと感じたので、とりあえず静観。本を読んだり、今回興味を持ったSF的な映画を見たりは趣味の範囲でやると思います。ゲンロンカフェのチケットを実はもうとっているのだけれど、こちらはもう少しやわらかい話だとよいなぁ。

自分の仕事側をもっと進化させないと応用的なことを考えるのには足りないねというのと、同時通訳は聞きづらいので早く英語が分かるようにならなきゃねというのが反省。

 

カンファレンスメモ

聞き書きであくまで私のまとめだけれども、時間とか予算都合で参加できなかった学生さんなどのお役に立てば幸いです。

 

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